これからの時期にイヤな静電気への対策
こんにちは。沖縄県南城市、自動車の防錆・コーティングのジーバート東部です。
日常的に車を運転する方なら、冬場に1度や2度は経験しているのが、「バチッ!ビリッ!」という静電気です。
静電気が発生する主な原因は、「乾燥」と「摩擦」です。
この2つが発生しやすい環境が、外気が乾燥する「冬」です。
地球上にあるすべてのものは、
プラスとマイナスの電子を持っています。
摩擦などによって電子が偏ると、
他のものを触ったときに一気に放電するため「バチッ!」っとなるのです。
夏なら湿気があるので、自然と空気中に放電するため、
物を触った時も、あまり問題はないのです。
つまり、『静電気は乾燥する冬に起きやすい』のです。
同じ状況であっても、静電気が起きやすい人と起きにくい人がいますが、
それは、
・肌が乾燥している
・摩擦が起きやすい服装
・摩擦が起きる動作
などによって、からだに電気が帯電しやすいかどうかが決まってくるのです。
では、車の静電気の原因はどうでしょうか。
特に、最近の車はキーレス・リモコンなので、キーを差し込む動作がない分、
油断してドアを触っていきなり「バチッ!」ってこと多いですよね。
車を乗り降りするときの「バチッ!」とする静電気は、
ドアノブが金属のため、指先の狭い場所から、
体内に帯電している電気が一気に放電するためです。
車を降りる特に起こる静電気は、
背中とシートが擦れることによって摩擦が生じ、
体内に電子が帯電します。
それがドアに触れる時に一気に放電されて「バチッ!」っとくるわけです。
これが夏だと湿気があるので、
自然と空気中に放電するので大丈夫というわけです。
車に乗る時の静電気対策
体内に帯電している電子を、
地面に放電させてからドアノブを触るという方法です。
外から見ると「何してんの?」と思われるかもしれませんが、
「バチッ!」とくるのがイヤならば、
車に乗る前にしゃがんで地面に電子を放電しましょう。
靴底がゴムだと放電しにくいので、
自分で放電させることで静電気を防ぐのです。
2.キーでドアに触れてからドアを開ける
車のキーでドアノブに触れて放電させてから、
ドアノブに触る方法です。
注意するのは、
キーを軽く持っていると指が「バチッ!」とくる可能性が高いことです。
キーで放電させる際は、
キーをしっかり握っておかないといけません。
3.手を濡らしてからドアノブに触る
ドライブインでトイレ休憩したら、
湿った手や濡れた手でドアノブを触ると静電気が起きません。
水分を含むことで、そこから大気中に放電するからです。
車から降りる時の静電気対策
1.金属部分に触れてから地面に足を着ける
車を運転している時に、
シートとの摩擦によって体内に帯電している電子を、
シートに座ったままドアの枠を触ることにより、
ゆっくりと放電させるのです。
注意すべきは、
地面に足を着ける前に金属部分に触れるということです。
金属部分に触れながら車を降りると、
あのいやな「バチッ!」がなくなるのです。
2.濡れたハンカチやウエットティッシュを使う
塗れたハンカチやタオルはないにしても、
車内にウエットティッシュを常備している方は多いと思います。
それでドアノブを触ると良いですし、
手を濡らして水分を増やすことで、空気中に電子が放電されるので、
静電気を防いでくれるのです。
服の素材の組み合わせで、静電気をおさえる!!
電気を体にためないようにするのは、服の素材に注意しましょう。
なぜなら、服の組み合わせにより静電気が発生しやすくなるからです。
服の素材で静電気が発生しやすい。
プラスとマイナスの組み合わせは静電気が発生しやすく、プラスとマイナスが離れている服の組み合わせほど静電気がたまりやすくなります。
例えば、ナイロン素材の服+塩化ビニル素材のジャンパーなどの組み合わせは、静電気が発生しやすい。
それに加えて髪の毛が長いと…静電気が凄いことになりますね
静電気が発生しにくい服の組み合わせは、同じ極性同士です。
「プラス+プラス」「マイナス+マイナス」です。あと、化学繊維は静電気が発生しやすいので、天然素材の服を着るようにしましょう。
また、洋服を洗濯するとき、柔軟剤を加えると静電気をおさえることができます。
理由は、柔軟剤には、繊維と繊維の摩擦を抑える働きがあり、その働きによって静電気の発生を抑えることができるからです。