ポイント1
ボンネット内部のエンジンルームは車体の中でも特に高温にさらされ、雨天時は高温高湿の過酷な環境になります。放熱に重要なラジエーターなどを避け、フレームや鈑金に施工します。
ポイント2
タイヤハウスは走行中のタイヤによって巻き上げられる砂や小石の衝突や、排ガスを溶かし込んで酸性になった雨水にさらされる過酷な環境です。強い塗膜でボディを守ります。
ポイント3
目が届きにくいボディ下部は、安全走行に重要な配管や構造材が集中する重要なポイントです。タイヤハウス同様、走行中に巻き上げられた砂や雨水の影響からボディや部品を守ります。
ポイント4
柱部分(ピラー、サイドシル等)の内部は湿気が抜けにくく、さびやすい溶接・接合部が集中しています。ボディ強度の維持に重要な役割があるので、専用の工具でしっかり施工します。
ポイント5
その他、荷物などがぶつかりやすいポイントや接合部(溶接部)、日常的に衝撃を受ける部分など、長く使っていく中で傷つきやすいところに施工し、万全の防錆対策を行います。